国土交通省が1月31日発表した昨年12月の新設住宅着工戸数は、持家は減少したが貸家と分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比4.2%増の6万8393戸となり、10カ月連続で増加した。季節調整済みの年率換算値は前月比1.5%減の83.8万戸。
持家は、前年同月比0.4%減の微減で2万2731戸。14カ月ぶりの減少となった。民間資金による持家は増加したが、公的資金による持家が減少したため、持家全体で減少となった。過去10年間でみると下から3番目の水準。
貸家は3.3%増の2万5222戸で10カ月連続の増加。分譲住宅は、前年同月比13.1%増の1万9927戸で3ヶ月連続の増加。一戸建ては12.4%増の1万2723戸で8カ月連続の増加、マンションは15.3%増の7091戸で2カ月連続で増加した。
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