最新1月30日号のトップ記事は、サトウ工務店(新潟県三条市)とネイティブディメンションズ一級建築士事務所(新潟市)によるコラボ事例を取り上げます。HEAT20・G3を上回るUA値0.18W/m2K、耐震等級3(積雪1m)の性能を備え、ライフステージや家族構成などの変化に応じて間取りを自由に変えることができる住宅を、三条市内に完成させました。コンセプトは「多雪地域対応型ハーフ住宅」。
「新潟県のような降雪量の多いエリアにおいても、快適で自由な暮らしを長期にわたって実現できる、“木造ドミノ住宅”のようなスケルトン・インフィルのモデルを示したかった」(サトウ工務店社長の佐藤高志さん)
佐藤さん、そしてネイティブディメンションズの鈴木さんにインタビューし、注目の同事例を深掘りします。
4面では、池田憲昭さんによる連載「サステナブル建築談話Fromドイツ」で、“環境首都”として有名な南西ドイツ・フライブルク市の社会福祉住宅地区ワインガルテンに、このほど完成した地域産の木造8階建ての集合住宅について詳報します。池田さんが現地取材とあわせて、設計を担当したヴァイセンリーダー建築設計事務所社長のヴァイセンリーダー氏に話を聞きました。
ニュース面では、今話題の建築物省エネ法の改正案を取り上げます。1月17日に開会した第208回通常国会に提出される予定だった建築物省エネ法の改正法案が、 直前になって提出予定法案の一覧から外れました。今国会での審議が見送られる可能性が高まり、業界から早期の審議を望む声もあがっています。本紙に寄せられた工務店の本音を紹介します。
〈最新号はタブロイド・電子版で1月30日からご覧いただけます〉
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。