信州木材認証製品センターは、林野庁の補助事業として進めてきた2×10材の実用化プロジェクトの成果と実際に建築設計に利用してもらうための「信州カラマツ210利用のスパン表」を解説するウェブセミナーを2月15日と17日の2回にわたり、開催する。設計、建築、木材流通に携わる人が対象。
信州カラマツ特級がSPF2級よりヤング係数が高く、めり込み強度も高いことから、信州カラマツを2×10材として広く一般に普及させるプロジェクトを立ち上げ、3年間かけて性能を把握し、中層大規模住宅や低層一般住宅に試作したJAS材を実証的に使用。施工性に問題がないことを確認した。その成果を報告する。
セミナーは両日とも10時30分から11時30分までの1時間。同センターホームページから申し込むと参加者に配信用のURLを案内。オンラインで参加できる。参加費は無料。定員は各回150人程度(先着順)。応募締切は2月9日(予定)。
申し込みはこちらから。
予定するプログラムは次の通り。
◇2×10材の事業概要・信州木材認証製品センター(15分)
◇信州カラマツ2×10材の利用技術について、スパン表の解説/木質構造計画ラボ代表取締役・北村俊夫氏(30分)
◇質疑応答(15分)
問い合わせは、信州木材認証製品センター(電話026-226-1471、FAX026-228-0580、Eメール [email protected])まで。
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