NTT都市開発(東京都千代田区)はこのほど、米国現地法人(NTT UD USA Inc.)を通じ、米国マサチューセッツ州ボストン市郊外において、賃貸住宅「Neponset Landing」を取得したと発表した。
ボストン市南東のベッドタウンQuincy市に位置する築14年・地上12階建ての賃貸物件で、総戸数280戸のうち半数以上が約93m2を超える広さ。同社海外事業初の賃貸住宅リノベーション案件となる。州間高速道路に近接しているほか、最寄り駅からボストン市中心部や大学街であるケンブリッジ市へも地下鉄でアクセス可能。再開発が盛んに行われ、利便性も高いエリアであることから、DINKS層やファミリー層の需要を見込む。
環境に配慮した建物やコミュニティに付与されるLEED認証では、ゴールドランクを取得済み。今後、内外装や設備の更新、共用部の充実によるバリューアップを図っていく。
同プロジェクトは、現地で事業展開しているSynergy Investments社との共同事業によるもの。同社は同事業により、これまでボストン市で5棟のオフィスビルを取得している。
同社は、今後も各国において継続的にポートフォリオの拡充・多様化に努め、事業基盤強化に取り組んでいくとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。