三谷産業(石川県金沢市)は、モジュラーファニチャー「Tesera(テセラ)」の受注を1月から開始した。
主要部材に再生可能なアルミニウム素材と独自機構を採用し、課題だった強度を解決。繊細で極細のフレームでありながらグラつくことのない安定感を実現した。棚板・引き出しなどのモジュールを組み合わせることで、デスクやシェルフなど多種多様な家具に変化させることができる。また、フレームが傷ついても部分的に交換して持続的に使い続けることができる。用途や空間に応じて拡張・縮小ができ、使わないときは分解して省スペースで保管できることで、「コロナ禍で出社率を抑えている企業がオフィス空間のレイアウトを一時的に変更する際にも最適」という。
Teseraは、インテリアデザイン・建築設計に携わる人の声を取り入れながら開発を進め、2021年のグッドデザイン賞を受賞。拡張も縮小も自由なフレキシブルさと、長く使用できるサステナブルさが評価された。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。