全国中小建築工事業団体連合会(全建連)、全国建設労働組合総連合(全建総連)、NPO法人木の建築フォラムは、3者の共同事業で行ってきた、落し込み板壁の仕様開発・検証事業で最大2.2倍の壁倍率の大臣認定を取得したと発表した。
落し込み板壁(板倉構法)は、粘り強い構造特性を持つ反面、初期剛性が低く、従来の構造基準では低い評価にとどまっていた。このため落し込み板を木ずり板で補強するタイプ(真壁タイプ)と外周受け材と縦受け材で補強するタイプ(大壁タイプ)を開発し、初期剛性を高めた。
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