一般社団法人木造施設協議会(静岡県浜松市、代表理事:相羽健太郎・相羽建設代表取締役)は、「公民連携リレーセミナー2022」(全3回)を開催する。昨年からのウッドショックも重なり、地域工務店の小規模連携の必要性はますます高まっている。さらに外部事業者や行政、ユーザーとの連携にも注目し、2022年は「連携・協働」を大きなテーマと位置づけ、その実現に向けた企画や取り組みを行う。その第1弾となるのが今回のセミナーで、全国各地で取り組みがはじまりつつある行政と民間の連携「公民連携」によるこれからのまちづくりについて、3回にわたり掘り下げていく。後援は新建新聞社。
第1回「地域工務店の公民連携」(オンライン)は2月3日、第2回「中間支援者タウンマネージャーから見た公民連携」(リアル&オンライン)は4月12日・13日、現地視察も予定している。第3回「行政担当者が取り組む公民連携」(オンライン)は6月に開催する。それぞれ工務店やタウンマネージャー、行政など多様な立場での実践や公民連携の事例を紹介し、触れることができるようになっている。協議会メンバーだけでなく、地域での連携に意欲を持つ人の参加と、そこから生まれる新しい協働や創発も期待したいとしている。
参加費は無料。各回のみの参加も可能。詳細はこちらから。
同協議会は、地域の木造施設建築に取り組む工務店ネットワークとして2017年に設立。事業者や設計事務所、メーカー、行政などと垣根をこえた連携を通して、木造施設による地域循環・地域貢献の実現を目指している。
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