健康・快適で経済的な暮らしを支える、災害から人と生活を守る、脱炭素社会づくりに貢献する。 住宅は、これまで以上に社会的なインフラとしての機能を求められている。 識者の視点から、社会インフラとしての住宅のあり方、工務店がなすべきことを考える。ZEH推進協議会代表理事、東京大学名誉教授 、坂本雄三さんに話を伺った。
政府の今回の強化案では、ZEHの推進と高断熱の上位等級が注目される。しかし、ZEHについて言及すれば、現行のZEHの定義では、一次エネルギー消費量の計算において「その他エネルギー」を除外している。少なくとも、計算上は家電などが消費するエネルギーも、一次エネルギー消費量に加えて計算するのが正しいと考える。
私が考える100点満点のZEHは、電気やガスを外から引かなくても生活できる住宅だ。そこから減点していくような評価体系が必要ではないだろうか。今のZEHは、もしかすると50点未満しか点がつかないかもしれない。
だから・・・
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