女性が働きやすいフィールドを整えることは、住宅産業と地域の工務店にとって重要なテーマで、今後の産業・企業としての成長を左右する。 やりがいや楽しさを感じながら、会社にとって欠かせない存在として活躍する若手女性の言葉を通して、女性が生き生きと輝くことができる工務店のあり方を考える。今回は、建築工房零(宮城県仙台市)広報担当の阿部梢さんに話を伺った。
大学時代は教育学部で、将来は教員になるつもりでした。そのまま教育の道に進むよりも「民間企業で社会経験を積んだ方が本質的な教育者になれるのでは」と考え、実は3年程度働いてから、学校の先生になろうと考えていたんです。小さな頃から何かを表現し伝えること、創作することに興味を持っていました。振り返れば、モノを売るより、何か社会性を結び付けた意義のある仕事がしたいと考えていたのかもしれません。
大学4年生の時に参加した長期インターンシップで当社と出会い、「地球と暮らそう!」という社是に沿って行われたプログラムの中で、小野(幸助)社長が・・・
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