建設物価調査会(東京都中央区)は1月14日、建設物価建築費指数(2011年に東京で建築された建物の平均を100とする)の2021年12月分をまとめた。
住宅(木造)の工事原価は131.2(暫定)で前月比 4.5%増(+5.7ポイント)、前年同月比13.0%増(+15.1ポイント)。純工事費でみると133.9(暫定)で前月比5.0%増(+6.4ポイント)、前年同月比14.2%増(+16.7ポイント)となっている。
純工事費指数の前月比 0.5%増に対する主要細目の寄与度は、プラス寄与は、木工が+4.02、「上記以外の建築細目」+0.92、型枠+0.03、モルタル塗+0.03、「上記以外の設備細目」+0.01等。マイナスの細目は無かった。
また、対前年同月比14.2%増に対する寄与度は、木工+12.02、「上記以外の 建築細目」+1.42、鉄筋+0.33、衛生配管+0.19、電線・ケーブル+0.16等。一方、鉄筋加工組立が-0.01だった。
そのほか、集合住宅(RC造)の工事原価は127.6(暫定)で前月比1.1%増、前年同月比5.6%増。純工事費が128.5(暫定)で前月比1.2%増、前年同月比5.8%増。事務所(S造)の工事原価は125.7(暫定)で前月比0.6%増、前年同月比7.8%増。純工事費で は126.2(暫定)で前月比0.6%増、前年同月比8.0増。工場(S造)の工事原価は126.1(暫定)で前月比 0.7%増、前年同月比7.8%増。純工事費は126.7(暫定)で前月比0.7%増、前年同月比8.0%増となっている。
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