女性が働きやすいフィールドを整えることは、住宅産業と地域の工務店にとって重要なテーマで、今後の産業・企業としての成長を左右する。 やりがいや楽しさを感じながら、会社にとって欠かせない存在として活躍する若手女性の言葉を通して、女性が生き生きと輝くことができる工務店のあり方を考える。今回は、フラワーホーム(新潟県十日町市)建築士の下條美幸さんに話を伺った。
魚沼地域(十日町市・魚沼市など新潟県南部エリア)の恵まれた自然を生かした「魚沼な暮らし。」を、会社の新しいブランドとして全面的に提案していくという大きな変革期に、上司とともに設計という重要なポジションを担うことにプレッシャーもありますが、やりがいを感じています。本格的な設計業務のキャリアが浅いため、いまはプランニングやデザイン、構造など、学べば学ぶほど新たに学ぶべきことが出てきて、奥の深さを思い知らされますが、だからこそ面白いです。
ブランディングのコンサルタント(建築家)の方も交えて、会社の全員で議論しながら導き出した「魚沼な暮らし。」の最大の特徴は、国内有数の豪雪地帯として知られるこの地域の「雪」を、「戦うべき、克服すべきもの」としてではなく・・・
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