新型コロナウイルスの新たな感染者は1月14日時点で、全国で2万2045人が確認されました。2万人を超えるのは、昨年9月1日以来です。東京都の有識者によるモニタリング会議は、都の1日あたりの感染者数がピーク時は1万人を超えると分析しています。すでにウッドショックや主要建材の値上げ、納品遅延、資材ショックをはじめとする深刻な事態に直面していますが、今後の状況にも注視が必要です。今週の3本は、国際動向やトップランナーの事例、先行き不透明な時代に工務店がどう舵取りすべきかを解説した記事をピックアップしています。
【米国】材木価格の再高騰で新築住宅価格が
210万円上昇
全米住宅建設業協会(NAHB)がこのほど公表した概算で、住宅建設に使用される材木の価格は過去4か月間で3倍近くまで上昇し、アメリカにおける平均的な新築一戸建て住宅の価格を1万8600米ドル(約213万円)以上押し上げたことがわかった。価格高騰の影響は新築集合住宅にまで及んでおり・・・続きはこちら
資材高騰、景気低迷・・・工務店が取るべき戦略は?
現在、コロナ禍による世界的なコンテナ不足や出入国制限などから慢性的に資材が不足し、欧州の脱炭素化の動きから原油やLNG価格なども高騰している。一方、国内の経済活動は制限され、GDPは低迷。価格上昇と不況が同居するスタグフレーションが発生している。・・・続きはこちら
【オガスタ相模】「デザインごっこ」の家づくりに陥るな!
性能とデザインを、高いレベルで両立させた家づくりで高い評価を受ける工務店の1社が、オーガニックスタジオ新潟(新潟市)だ。社長の相模稔さんは、工務店のほとんどが「住宅産業の延長線上にある家づくり」だとし、「建築」の視点を欠いていることが、性能だけの家づくりや、表面だけのデザインを生み出していると指摘。・・・続きはこちら
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