ケイアイスター、国産材の27坪モデルハウスで脱炭素促進

ケイアイスター不動産（埼玉県本庄市）のグループ会社Casa robotics（カーザロボティクス、群馬県高崎市）は、規格型平屋注文住宅「IKI（イキ）」の新たな展示場「前橋けやき展示場」を1月15日に群馬県前橋市にオープンした。

「前橋けやき展示場」イメージ

IKIの10カ所目の拠点となる同展示場では、27坪3LDKガレージ付プランのモデルハウスを展示。大型の切妻屋根に大容量9.12kWの太陽光パネルを搭載し、初期費用ゼロの太陽光電力プラン「IKIのいきいきでんき」によって再生可能エネルギーを活用する。モデルハウスには国産材を使用し、専用ウッドデッキと住宅用フェンスには群馬県産材を採用。住宅用フェンスは群馬県内の製材所と連携し開発したもので、節が多く色合いにムラのある杉材を敢えて使い、無骨なテイストを活かした。木材の地産地消による二酸化炭素排出削減を進めるなど、商品の脱炭素のコンセプトをさらに深化させた。また今回、IKI展示場として初めてIKIデザインコンセプトによる事務所棟を設計。「国産材100％使用」を事務所棟にも適用した。

IKIは、17坪タイプ649万円（税込）から購入できるデザイン性に優れた平屋住宅で、シニアだけでなくファミリーや一人世帯にも人気が広がっている。同社グループの主力地域の一つである群馬県では、県内の展示場の内覧予約件数が全体の約33％、契約実績が41％と、9カ所の展示場で最も割合が高いことから、新拠点を前橋市に決定。県内の平屋住宅への更なる需要へ応えていくという。

今回、群馬県内の展示場で初めて住宅展示場案内ロボット「ミレルン」を導入。進化したリモート接客と無人内覧も提供していく。