関西電力は、節電を実施する世帯への報奨としてQUO(クオ)カードを進呈する「節電トライアル」への参加申し込みを6月1日から始める。電力不足が予測される中、管内の家庭の節電を促すのが狙いだ。
同制度は、2012年7月分~9月分の電気使用量を、2011年7月分~9月分と比較し、その削減率に応じてQUOカードを進呈するもの。削減率が15%以上で1500円分、10%以上で1000円分、5%以上で500円分のQUOカードを贈呈する。節電率が5%未満でも、抽選で1000世帯に500円分をプレゼントする。
また、季節時間帯別の新たな料金メニューも導入する。夏(7月~9月)のピーク時に対応する「ピーク時間」(13~16時)と、それ以外の「オフピーク時間」(7~13時、16~23時)、「夜間時間」(23~翌7時)に時間帯を区分し、「ピーク時間」の料金を高くし、「オフピーク時間」はピーク時間の2分の1、「夜間時間」は6分の1に設定。電気使用をピーク時間帯から料金の安い時間帯にシフトすることで、電気料金を削減できるようにする。
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