東急不動産(東京都渋谷区)はこのほど、2030年度までに全ての新築分譲マンションでZEHを標準仕様とするほか、基幹ブランドの分譲マンション「BRANZ」では新たな発想や仕組みを積極的に取り入れた「環境先進マンション」を提供すると発表した。持続可能な心地よい暮らしと環境貢献を実現していく。
今後、開発する分譲マンション「BRANZ」、都市型賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」、学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」の全物件で太陽光パネルを標準搭載。発電した再生可能エネルギーは、共用部の電灯分の電力の一部として利用し、一部物件では余剰分を売電する。
分譲タワーマンション「ブランズタワー谷町四丁目」では、再生可能エネルギー由来の電力を高圧一括受電方式で提供。入居者は、従来の電気料金・ガス料金と同等のコストで、実質再生可能エネルギー100%の電力を使用できる。分譲マンション「ブランズ上目黒諏訪山」は、カーボンニュートラルに向け、総戸数19戸に対し19区画の自走式平置き駐車場を完備。駐車場にEV用充電器を設置し、「2035年までに新車販売で電動車100%実現」に対応する。
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