アキュラホーム(東京都新宿区)は2011年度(12年2月期)の業績を発表。それによると売上高は前期比6.7%増の360億6600万円で、94年度以来18期連続の増収を達成した。
営業利益は同5.7%増の21億8900万円、経常利益は同3.5%の23億円、純利益は5.6%増の13億1300万円と、過去最高益を更新したとする。
11年度は地域性を重視した執行体制の強化、展示場への新規出展を図ったほか、環境配慮や省電力住宅への研究開発、各種人材育成への取り組みを行った。なかでも11年12月に発売した「1000万円台からのスマートハウス」(商品名:Meguru-Plus)は、光熱費収支が年間でプラス5万円になる住宅として話題を集めた。また節電できる暮らし方の工夫や取り組みを募集する「アキュラ節電の匠コンテスト」では夏冬で19万5622kwhの電力削減を達成するなど、住まい手参加型の節電企画が注目を集めた。
ソフト面においては、支店を活動拠点の中心に据えて入居者訪問や顧客サポートを実施。定期的に「住まいのお手入れ講座」を開催するなどしてきたという。
住宅建築事業は、受注棟数1529棟(前期比4.1%減)、完工棟数1511棟(同4.3%増)だった。
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