M&A総合研究所(東京都千代田区)は、10月1日から10月31日までの期間内で上場企業が適時開示したM&Aに関する発表を集計した「上場企業M&A動向レポート2021年10月版」を発表した。
調査対象期間中に上場企業が公表したM&A(買収)の件数は70件で、前年同月と同じ件数となった。件数を2021年の各月と比較すると、2月の「97件」、3月の「94件」、4月と9月の「83件」に続いて5番目。売り手側企業を業種別に見ると、「建設・土木」は6件(全体の6%、下表)で昨年の3件から倍増した。
また、70件のうち国内企業同士のM&Aは56件、国内・国外の企業によるクロスボーダーM&Aが14件だった。
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