積水化学工業(大阪市北区、根岸修史社長)は、同社のコンサルティング型家庭用エネルギー管理システム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」の機能を強化する。
「スマートハイム・ナビ」は、クラウド技術を活用した独自の省エネコンサルティングサービス「スマートハイムFAN」が特徴。今回、「見える化」機能の強化、「スマートハイムFAN」サイトのコンサルティング内容の充実、設備見守りサービスの開始、などサービスの強化を図る。
蓄電池対応仕様とし、トップ画面に蓄電池の期間別の充電推移や瞬間値を新たに表示できるようにするほか、表示項目も増やす。また、コンサルティングの窓口となる「スマートハイムFAN」サイトでは、顧客の属性を800パターンに増やし、省エネアドバイスの種類も約3万パターンに増強。蓄電池に関するコンサルティングも10月から追加し、蓄電池の適切な使い方をコンサルティングする。
太陽光発電システムと蓄電池の状態を診断する見守りサービスも始める。正常に稼動しているかどうかを遠隔監視し、異常がある場合には通知する。将来的には、エコキュートなど住宅設備全体の見守りに適用範囲を広げる予定。
今年4月末時点で、「スマートハイム・ナビ」搭載住宅の受注が1万棟を超えたという。
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