国土交通省が12月24日発表した11月の新設住宅着工戸数は、持家・貸家・分譲住宅の全分野で増加し、全体で前年同月比3.7%増の7万3414戸となり、9カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比4.9%減の84.8万戸。増加傾向は続いているものの、水準としては過去10年間で下から2番目と、新型コロナの影響により最も低い水準となった昨年に次ぐ水準だった。
持家は、前年同月比5.5%増の2万5329戸で13カ月連続の増加となった。水準としては、過去10年間でみると上から5番目。
貸家は1.4%増の2万6819戸で9カ月連続の増加。分譲住宅は、前年同月比6.5%増の2万813戸でマンション、一戸建て共に増加した。一戸建ては10.0%増の1万2509戸で7カ月連続の増加。マンションは2.4%増の8239戸で4ヶ月ぶりに増加した。
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