東急沿線で29店舗展開する東急リバブル(東京都渋谷区)は、同沿線の住宅地および中古マンションの価格動向を半期ごとにまとめた定点観測データを公表した。観測ポイントは住宅地33地点、中古マンション34地点で2010年10月〜11年3月比を前年比、11年4月〜9月を前期比として算出した。
調査によると、東急沿線の住宅地価格は前期比△0.9% 前年比△2.2%、中古マンションは前期比△0.7% 前年比△2.4%といずれも下落。ただし下落幅は小さかった。
住宅地については、「震災による買い控えと経済の悪化により土地取引が停滞、地価は弱含みだったが、今年に入り取引量は回復の動きを見せている」としており、武蔵小杉駅のように前期比上昇のポイントも出ている。
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