▼誌面の内容を一部紹介▼
2022年の検討課題①
レインボーオーシャン
「1年で成果を挙げようとするなら穀物を植えることだ。10年先を考えるなら木を植えることだ。終身の計を立てるなら人材を育てることに尽きる」
二宮尊徳や渋沢栄一も影響を受けた中国の古典「管子」の中の言葉だ。
筆者なりに意訳すると、10年先を考えて木を植えることイコール顧客・社会の「未来の問題」を解決をすること。未来の問題とは「時が経つほど顕在化する問題」で、先に挙げた脱炭素、若者減・高齢者増、インフレ転換、資材ショックは典型的な未来の問題だ。
この未来の問題が横たわり、その解決策も見えている大きな潜在市場を、本紙では「レインボーオーシャン」と呼んでいる。
性能向上改修
「レインボーオーシャン」とは上を向いている人にだけ見える虹のよう
な市場だ。
供給過剰・価格競争のレッドオーシャンでもない、超ニッチで事業化が難しいブルーオーシャンでもない、潜在市場は大きいが未来を見ようとする人にしか見えず、問題解決のハードルも一定存在する、「隠れた有望市場」というのが、筆者なりの定義だ。
長期リスク②
若者減・高齢者増
長く言われてきたことだが、若者人口の減少は顧客・働き手の減少に直結し、産業の衰退を招く。2010年を100とすると、2025年の30代人口は・・・・
▼続きは「住宅産業大予測 2022」でお読みいただけます▼
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。