不動産経済研究所(東京都新宿区)は12月16日、11月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県の発売戸数は5452戸で、対前年同月比95.4%増とほぼ倍増。大規模物件がけん引し、3カ月ぶりの増加となった。初月契約率も前年同月比21.8ポイントアップの79.9%と好調だった。戸当り平均価格は6123万円で前年同月比201万円(3.4%)増で、5カ月連続アップ。1m2当り単価は87.1万円で同3.2万円(3.5%)減となり、5カ月ぶりのダウンとなった。
地域別平均価格は、東京23区が3.1%アップの7932万円、m2単価は12.6%ダウンの111.5万円だった。都下はm2単価が0.1%アップの70.3万円。千葉県は5.5%アップの4578万円。それ以外の平均価格・m2単価は、いずれもマイナスとなった。
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