心地よさとロングライフデザインを実現するために必要なこと—。
コロナ禍における暮らしのなかで、今、あらためて住まいの心地よさや長く快適に住み続けていくことを可能にするロングライフデザインのあり方が問われています。
心地よさとロングライフデザインに対し、つくり手として、 地域性も踏まえながら自分なりの “最適解”を見いだし、実践していくことは、生活者の暮らしや住まいに対するニーズに応えることと顧客満足度の向上に直結します。先を見通しにくい不透明な住宅市場を生き抜くための経営の土台にもなるはずです。
新建ハウジング最新12月20日号では、家づくりと工務店経営の “これから(=未来)”を考える「工務店ミライセッション2021」(11月17日~ 19日・東京ビッグサイト)に登壇した建築家の伊礼智さんと家具デザイナーで住宅の設計も手掛ける小泉誠さんの話から、核心に迫ります。
一方、他のセッションでは、Toivo(トイヴォ、埼玉県さいたま市)社長の友政伸也さんと、リノベを入り口にまちづくりや地域活性化といった領域に踏み出している9(ナイン、大阪府大阪市)社長の久田一男さんが登壇。工務店がリノベを事業化するためのビジネスモデルやリノベを切り口とする工務店の新たな事業展開の可能性などについてセッションした模様を詳報します。
秋野卓生弁護士の連載では、海外のロックダウンの影響で深刻化する給湯器の納期遅延について、「コロナだから仕方ない」で済ませてしまうのはクレームを生む原因になるとして、工務店が取るべき対策を解説します。【栁原潤】
〈最新号はタブロイド・電子版で12月20日からご覧いただけます〉
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