国土交通省は12月10日、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の2021年度第2四半期受注分を発表した。リフォーム・リニューアルの受注高は前年同期比6.5%増の3兆266億円。このうち住宅は16.0%増の9902億円、非住宅は2.4%増の2兆364億円となった。
住宅を工事種類別に見ると、増築工事が270.2%増の264億円、一部改築工事は16.4%増の258億円、改装・改修工事が25.3%増の7759億円。維持・修理工事が17.5%増の1620億円となった。
住宅の用途・構造別では木造戸建てが4516億円(13.0%増)、コンクリート系構造の共同住宅が4009億円(28.2%増)の順に多い。発注者は個人6421億円(14.9%増)、管理組合1440億円(27.6%増)の順となっている。
工事目的別の受注件数(複数回答)は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が158万3673件(23.4%増)、「省エネルギー対策」が6万2411件(7.0%増)の順に多い。工事部位別(複数回答)では「給水給湯排水衛生器具設備」が54万4988件(29.2%増)、「内装」が36万5741 件(6.6%増)の順に多かった。
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