日中建築住宅産業協議会(東京都千代田区)は5月18日、中国で「日中住宅産業会議」を開催。国土交通省の佐藤直良技監、中国住宅都市農村建設部の斉驥副部長が見守るなか、中国における不動産の発展、居住水準の向上をめざす中国不動産協会(北京市)と「日中住宅モデルプロジェクト建設に関する協力意向書」を締結した。
現在中国では「第12次5カ年計画」のもと、不動産市場における住宅の工業化、品質向上が進められているという。今回の協力意向書の締結を機に両会は、日本の建築技術を中国で活用していくとともに、今後の住宅供給モデルとなるプロジェクトを立ち上げ、モデルハウスの建設・公開や住宅団地開発などを推進する。
日本側は日中建築住宅産業協議会が窓口となり、国交省などの支援を得て、ハウスメーカーおよび建材設備メーカーなど73社の会員企業を中心に同事業に参画していく。
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