米カリフォルニア州シリコンバレーを拠点に、独自の建築デザインと自社開発のスマートホーム技術を融合させた次世代のスマートホームの実現を目指すHOMMA Groupは、生活用品製造卸大手のアイリスオーヤマ(宮城県仙台市)と業務提携し、スマートライティングシステムの共同開発に着手したと発表した。
アイリスオーヤマでは、照明機器をラインアップするだけでなく、自社開発の無線による照明制御技術「LiCONEX(ライコネックス)」を提供している。この商品及び技術にHOMMAが開発したスマートホームのプラットフォームである「Cornerstone AI™」を連携させることで、より安定した操作性と高いレベルでのスマートホーム体験を実現すべく今回の提携となった。また、米国の住宅市場を熟知したHOMMAと提携することにより、アイリスオーヤマの照明機器の米国への市場導入を、顧客目線でよりスピーディに実現することを目指す。
共同開発したスマートライティングシステムは、HOMMAがオレゴン州ポートランド市で開発中のスマート住宅プロジェクト「HOMM HAUS Mount Tabor」への導入を皮切りに、順次HOMMAが米国で手がける住宅開発プロジェクトに展開していく。また、日本市場への導入についても今後両社で検討を進める。
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