何のために自社が存在するのか―。先を見通しにくい変化の激しい時代の中で、「パーパス(Purpose)=存在意義」を明確にすることが、企業としての持続的な成長に欠かせないとされる。楓工務店(奈良県奈良市)社長の田尻忠義さんとハウスクラフト(三重県菰野町)社長の遠藤真二さんを招いて行ったセッション(11月19日)では、パーパス型の経営を実践していくための組織づくりや人材育成について考えた。
――ミッションやビジョン、パーパスを理解、浸透させるために必要なことは。
田尻 判断基準を大切にするということ。それを明文化させたものがあれば、価値観の共有につながり、最終的には“暗黙知”の共有まで発展する。2つの選択肢があった場合、楓工務店としての理念に照らし合わせたときに、なぜその選択をしたのか言語化できるようになる。・・・
⇒ この記事は定期購読者限定の記事です。続きは、最新号『新建ハウジング紙面 12月10日号 4面』に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。