分譲マンションの管理組合向けのコンサルティング事業を行なうソーシャルジャジメントシステム(東京都中央区)は、管理会社の変更(=リプレイス)において、適切な候補先紹介やネットオークションを利用した比較検討、変更後の業務品質確保などをパッケージ化した新サービス「プレミア・リプレイス・マーケット」の提供を5月17日から始めた。
分譲マンションは通常、管理人の雇用、日常の清掃、設備機器の点検・メンテナンス、出納・会計といった業務の大半を管理会社に委託し「管理委託費」を支払うが、なかには割高な項目や不要な項目が含まれることも多く、管理会社の変更を早く行うほど不利益を回避できるという。今回の新サービスは、管理組合の管理委託費を適正化するもの。
同社が信用、実績、人材などを吟味した管理会社のみが参加し、管理組合の要望を反映した約5社の候補を指名。さらに専用サイトを使って見積もり入札を行い、候補会社のコスト対応力を確認して2〜3社に絞り込む。最終的には業務体制や改善提案のプレゼンを受けて1社を選ぶ。
管理会社の変更後2年間は、管理のレベルアップを図るサポートも行う。
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