ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)はこのほど、同社が栃木県宇都宮市にて販売する戸建て分譲住宅「FAMILY HUB TOWN(ファミリー ハブ タウン)」のモデル棟が完成したと発表した。
「FAMILY HUB TOWN」は、新しい生活様式の定着に着目した全13棟のコンセプト物件。モデル棟である8号棟は、4LDK+Sの間取りに家具を設置し、実際の暮らしがイメージできるようになっている。1階のリビングと和室は続き間のため、襖を開けて開放感のある使い方も可能。2階にはスカイバルコニーが併設されたカウンター付きのフリースペースがあり、テレワークや勉強などに適した空間となっている。また、玄関のエントランスクロークや、キッチン隣のパントリー、2階洋室のウォークインクローゼットなど、十分な収納スペースを確保。インテリアは「ダークカジュアルスタイル」をコンセプトに、ダークトーンの木調家具と質感のあるファブリック家具(布製家具)をバランスよく配置した。落ち着きがありつつ親しみやすいカジュアルな仕上がりとなっている。
新しい生活様式で在宅時間が長くなり、在宅勤務の環境において「十分なスペースがない」「仕事(学習)に専念できる個室や仕切られたスペースなどがない」といった不満点が挙げられているとして、同社は、住環境に適したワークスペースの設置をはじめ、「仕事や家事」「団欒」といった家族の時間に応じてONとOFFのメリハリをつけやすく、収納スペース・日当たり・広さといった基本的な要望に対応した設計をコンセプトに今回の商品を開発。13棟すべてにテレワークやオンライン授業に適したワークスペースを標準装備し、土地の形状や日当たり・風通しを考慮して、デザイナーが1棟1棟プランニングしている。4LDK~4LDK+Sプランで、販売価格(税込み)は2590万円~2890万円。2022年4月中旬以降入居予定。7号棟は2022年1月以降入居予定。
「FAMILY HUB TOWN」の名称は、中心・拠点・切り替えの役割を意味する「HUB」から、家はいつでも家族の中心であり、さまざまな活力の源であること、そしてONとOFFを切り替えてより充実した時間を過ごして欲しいという思いが込められている。
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