アキュラホーム(東京都新宿区)、東日本ハウス(東京都千代田区)など10社は、低廉+高品質+低CO2住宅の供給を目的とした東京都の「東大和市向原地区プロジェクト」の事業予定者の採択を受け、4月27日に同事業を目的とした特別目的会社「株式会社 東京ビレッジ」(東京都武蔵野市、細野晟史社長)を設立、5月15日に設立記念式典を開催した。
プロジェクトは、共有地(コモン)をぶどうの房(クラスター)状に配置して緑化や防災性を高めるしくみが評価された。また、70年の定期借地権を活用することで土地価格を抑え、住宅取得時の初期負担を軽減。広さと質を確保しながら市場価格より3割安い戸建て住宅を供給できるとする。
細野社長は設立記念式典で、「これから『世界に発信できる美しく暮らしやすいまち』の創設という大命題の計画を具体化して実施できる体制を構築する。そして70年のタイムスケールのなかで住宅購入者が健康で快適に、かつ安心して過ごせる居住環境を維持管理していく」と挨拶した。
東京ビレッジの構成員は、アキュラホーム(代表)、東日本ハウス、小林建設、リバティホーム、五十嵐惣一工務店、大倉、サン・ハウジィング、大東設計コンサルタント、鎌形建設、太平ビルサービス。
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