住宅生産団体連合会(東京都千代田区)は12月10日、「住宅業界における感染予防ガイドライン」を改定した。今回の改定は、2021年5月31日の改定に続き3回目。ガイドラインは、住宅事業者が業務を行うにあたって新型コロナウイルス感染症の予防対策を行う際の参考となる基本的事項を整理したもので、2021年5月21日に初めて策定した。今回の改訂にあたっては、より感染力の強い変異株の拡大をふまえた感染防止策を講じることや、ワクチン接種の際の留意事項などを追加した。
主な追加項目は以下の7つ。
①感染リスクが高まる「5つの場面」に重点を置いた対策の実施
②職員等の行動管理・検査の活用
③職員等に対する新型コロナウイルワクチン接種についての留意事項
④車輛での移動時における注意点
⑤十分な換気の確保におけるCO2モニター、加湿等について
⑥食堂、休憩室等場所の切り替わり時の注意点
⑦外国人労働者に対する職場における感染防止対策について
また、参考資料として厚生労働省の感染予防チェックリストを基に、「住宅業界における感染予防チェックリスト」Excel版を新たに作成。住団連では職場の状況に応じて感染予防ガイドラインをベースに適宜修正して利用して欲しいとしている。
「住宅業界における感染予防チェックリスト」Excel版ダウンロードはこちら。
改定したガイドラインはこちら。
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