経済産業省は5月16日、7月1日から始まる再生可能エネルギー買い取り制度について、買い取り価格や期間、設備などの案を正式に公表した。
太陽光発電については10kW未満と10kW以上の2つの区分を設け、買い取り価格はともに1kWhあたり42円。10kW未満については、現行制度と同じ余剰電力買い取り方式を継続。家庭用燃料電池などの併設の場合に適用される「ダブル発電価格」の設定もそのまま引き継ぎ、買い取り価格は1kWhあたり34円に減額設定。期間は10kW未満が10年間、10kW以上は20年間。
風力発電については、生活者向けを想定した20kW未満の区分を設定。買い取り価格は57.75円で、買い取り期間は20年間。
これらの案について、6月1日まで一般からの意見募集を受け付けている。
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