「またか」という声が、リアルやSNSで噴出しています。遅延に次ぐ遅延、そして値上がり―。今月に入ってウォシュレットの納期遅延、吹付ウレタンの原液供給の遅れと連日資材不足が報じられるなか、住宅用建材・設備機器の値上げの動きもみられます。こうした状況が工務店にとって重い負荷となっています。メーカー各社の値上げ時期は要確認です。
TOTO、ウォシュレット全般に納期遅延か
TOTO(福岡県北九州市)は12月2日、同社のウォシュレット製品全般の納期について、「希望に沿った納期対応ができない」状態であるとして、今後の対応状況をホームページに掲載した。納期の回復時期は、生産拠点の見直しなどを行い、段階的に回復に向かっている商品もあるとしつつも・・・続きはこちら
吹付ウレタン断熱工事に遅延の懸念
ウレタン断熱協会が発表
日本ウレタン断熱協会(東京都中央区)は、吹付ウレタン断熱工事業者への原液の供給が遅れているとの情報が同協会に寄せられていることから、工事の遅延を懸念して、吹付ウレタン断熱用原液の原料不足に関する情報をホームページに掲載した・・・続きはこちら
LIXIL、建材・設備機器値上げへ
来年4月受注分から
LIXIL(東京都江東区)は12月7日、一部の住宅用建材・設備機器のメーカー希望小売価格を2022年4月1日受注分から改定すると発表した。原材料価格の高騰により、生産性の向上や合理化によるコストダウン・諸経費の削減といった自社努力では、製品原価上昇の抑制が困難となったためとしている・・・続きはこちら
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