住宅の脱炭素施策が、具現化に向けて大きく動き出している―。
11月4日の国交・経産・環境 3省合同会議では、性能表示の断熱等性能等級に、 HEAT20・G2、G3相当の等級 6・7を設ける案が提示され、大きな話題になりました。
新建ハウジングでは、こうした状況を受け、急きょ脱炭素住宅公開取材を実施。最新12月10日号では、その模様を詳報します。今回から“シーズン 2 ”として、行政・施策動向の評価や、業界で取り組むべきことを、本紙発行人の三浦祐成(新建新聞社代表取締役社長)と編集部の荒井隆大が、4人のキーパーソンに聞きました。
脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会以降の住宅施策をキーパーソンはどう評価しているのか、注目です。
鷲見製材社長の石橋常行さんによる連載「家はつくらない 心豊かな人生をつくる」では、「人間大事」と「融通無碍」について取り上げます。工務店経営は、どれだけ家族(社員)・地域・地球を想えるかが重要だと説きます。理念をビジネスにどう直結させて、それを組織に腹落ちさせるのか―。石橋さんの経営哲学の一端が垣間見えます。
ニュース面では、2021年度補正予算案に盛り込まれた「こどもみらい住宅支援事業」(542億円)や、本紙主催の「攻めと守りの技術研究所」で12月2日に開いた『環境問題のウソ・ホント カーボンニュートラルは達成可能なのか~日本の生活と住宅―排出ゼロの理想のすまい~』のダイジェスト版を紹介します。【栁原潤】
〈最新号はタブロイド・電子版で12月10日からご覧いただけます〉
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