住宅の脱炭素施策が、具現化に向けて大きく動き出した。11月4日の国交・経産・環境3 省合同会議では、性能表示の断熱等性能等級に、HEAT20・G2、G3 相当の等級6・7を設ける案が提示され、大きな話題となった。新建ハウジングではこうした状況を受け、11月18日、急きょ脱炭素住宅公開取材を実施。今回から“シーズン2 ”として、行政・施策動向の評価や、業界で取り組むべきことを、4人のキーパーソンに聞いた。
かたくなにZEHの水準を超える指標を設定しなかった国交省が、いきなりHEAT20、しかもG3を住宅施策の中に位置づけたことは、大変大きな衝撃を業界に与えた。工務店のみならず、大手ハウスメーカーなども上位等級を目指し始めるだろう。
脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会以降の住宅施策を、キーパーソンは・・・
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