LIXIL(東京都江東区)は12月6日、2022年8月に住友不動産大崎ガーデンタワー(東京都品川区)へ同社および一部グループ会社の本社を移転すると発表した。現在のWINGビルでの業務は、NIJI棟を除き2023年3月に終了する。
新本社への移転、WINGビルの土地・建物の売却は、本社運営費用の削減や資本効率の向上につながると判断した。従業員の柔軟な働き方を可能にすることで、働き方変革をさらに進化させていく。
大崎ガーデンタワーの賃借階数は、24階1661.32坪(5492m2)、19階346.28坪(1144m2)、合計約2008坪(6636m2)。
新型コロナの影響で、同社のオフィス勤務の従業員は在宅勤務が基本となり、自身のライフスタイルに合わせた自律的な働き方に転換。新型コロナ終息後も在宅勤務を継続させるため、新本社では、より小規模で、人をつなぎコミュニケーションが生まれる場となるようカスタマイズしたオフィス環境を整える。
同社は、多くの従業員が在宅勤務を行うバーチャルな職場環境においては、実際に会って強いつながりを実感する場所が重要であるとして、オフィスをコミュニケーションとコラボレーションを行う場と位置づける。1フロア1600坪超の面積を有する新本社は、多くの従業員が同じ空間に集まることができるオープンなオフィス設計が可能なため、議論やコミュニケーションを効率的にし、創造性を高めていくとしている。
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