LIXIL住生活財団(東京都江東区)は、同財団が主催する「国際大学建築コンペ」の最優秀作品賞に、慶応義塾大学の「BARN HOUSE」を選出した。先月27日に、同コンペの公開審査会と表彰式を東京都内で開催した。
審査委員長を務めた隈研吾氏は総評の中で、優秀作品賞を受賞した同作品について「優秀作品賞を受賞した慶応義塾大学の作品は馬との共生をテーマにしたことで大樹町の環境にはぴったりの作品。特に、馬の排泄物を熱源利用するアイディアが大変面白い。1年後の竣工に大変期待している。」と述べた。
今後、同作品は、隈研吾建築都市設計事務所のサポートのもと実施設計を行い、北海道・大樹町「メム メドウズ」敷地内に2012年10月下旬に竣工を予定する。
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