大建工業(大阪府大阪市)は、スギ、クリ、トチなど古くから日本人の暮らしに馴染んできた樹木を表面化粧材に生かした内装材を開発、室内をトータルコーディネートできる「日本の樹シリーズ」として5月21日に発売する。
スギ、クリ、トチの3樹種は室内ドア、玄関・システム収納、階段の表面化粧材に採用。床材はさらにイチョウ、オニグルミ、サワグルミの3樹種を加え6種のバリエーションとした。
床材は木材組織にプラスチックを注入・充填し、硬化させる独自技術を採用しており、木肌感と傷・汚れのつきにくさを両立。水まわりやホットカーペット、床暖房にも対応する。
室内ドア<杉><栗><栃>は13万5900円/SET〜(OJデザイン、735×7尺)、床材<杉><栗><栃><銀杏><鬼胡桃(山梔子:くちなし色)><沢胡桃(渋紙色)>は3万4000円/3.3m2。国産材の有効活用を林野庁が推進する「木づかい運動」の登録商品。
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