国土交通省が11月30日発表した10月の新設住宅着工戸数は、持家・貸家・分譲住宅の全分野で増加し、前年同月比10.4%増の7万8004戸となり、8カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比5.6%増の89.2万戸。
持家は、前年同月比16.6%増の2万6840戸で12カ月連続の増加となった。2ケタ増は6カ月連続。水準としては、過去10年間でみると上から3番目。
貸家は14.5%増の2万9822戸で8カ月連続の増加。分譲住宅は、前年同月比0.6%増の微増だったが、一戸建ては15.4%増の1万2284戸で6カ月連続の増加。一方、マンションは14.9%減の8436戸で3ヶ月連続の減少となった。
同省では、昨年春の緊急事態宣言からの反動増と、住宅ローン減税やグリーン住宅ポイントの駆け込み需要もあったとした。
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