11月30日号のトップ記事は、本紙が11月17日~19日にかけて開催した「工務店ミライセッション2021」をレポートしました。3日間にわたってリアル・オンライン含め、約1600人が参加。コロナ禍の暮らし、脱炭素化を目指す社会で、人々の価値観が変化する中、登壇した24人のスピーカーから家づくりや工務店経営の「これから(=未来)」のあり方について有効なヒントが示されました。
17日のセッションでは、松尾和也さん(松尾設計室代表)、タナカホーム(宮崎県都城市)社長・田中誉宗さんの2人が登場。 工務店の間ではHEAT20・G2がデファクトスタンダード化しつつありますが、本当にG2の水準で十分なのでしょうか?
多くの生活者と接し、家づくりの最前線に携わる実務者が、これからの「いい家」に必要な性能の水準を議論した模様を伝えています。
19日のセッションは「コロナで前倒しされる未来型工務店経営のあり方」をテーマに、ecomo・log build(神奈川県藤沢市)社長の中堀健一さん、住宅産業塾・事務局長の佐野郁夫さん、アンドパッド(東京都千代田区)社長の稲田武夫さんが登壇し、議論を深めました。
コロナ禍で社会のリモート化が前倒しされ、それに伴い、DX化された「未来型工務店」の出現が現実味を帯びてきました。今後、家づくりの一丁目一番地である“現場”とどう融合させていくかが鍵となります。トークセッションでは、先進的な事例から工務店の新しいあり方が見えてきました。キーワードのひとつは「プロセスエコノミー」。ぜひ11月30日号を紙面&電子版でご覧ください。【栁原潤】
〈最新号は電子版で11月30日からご覧いただけます〉
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