コムテックス(富山県高岡市)は11月24日、現場施工管理アプリ「Kizuku(キズク)」に、工事担当者の確認検査が半自動化できる「報告書AI写真解析機能」を追加した。
従来、品質を確保するために行う施工報告書や施工写真の確認作業は目視で行っており、チェックに手間がかかる、施工写真の証跡が追えないなどの課題があったという。新機能では、不適合写真の判別を半自動で行い、工事担当者のチェック業務の手間を軽減する。
具体的には、その現場の写真であるかを解析する「GPS解析」、同じ写真が過去に報告書に使われていないかを解析する「使い回し解析」、貼り付けられた写真と予めAI学習させた工程写真をAI判定解析をして、その適合率が90%以上であるかを解析する「AI写真解析」、信憑性チェックツール「COMSIA」の信憑性確認機能を使って改ざんされていないかを解析する「改ざん解析」の4つの写真判定で自動検証。確認作業などルーティン業務の自動化により現場の効率化を図る。
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