カネカ(大阪府大阪市)、すてきナイスグループの合弁会社・ソーラーサーキットの家(神奈川県横浜市)、エアサイクルシステムを展開するフクビ化学工業(福井県福井市)の3社は、少ないエネルギーで快適な生活ができる住宅の普及を目指して「自然エネルギー活用住宅普及促進協議会(略称:自活恊)」(八木誠一郎会長、フクビ化学工業社長)を4月2日に設立した。
5月7日にANAインターコンチネンタルホテル東京において発会式を開催し、アドバイザーの浅野良晴教授(信州大学工学部建築学科)、加藤信介教授(東京大学生産技術研究所)、手塚純一氏(J建築システム代表)をはじめ、会員など16社40人が参加した。
今後は、各社が20数年にわたり供給してきた自然エネルギー活用住宅の実績をもとに、環境共生の手法、建物の構造、住まい方の工夫などにかかる調査・研究で連携。工務店向けに設計・啓発ツールや自然エネルギー活用住宅のデータを提供し、「少」エネルギーで健康・快適な住まい方ができる住宅の普及を進めていくとする。
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