ダイキン工業(大阪市)とオカムラ(横浜市)は共同で、オフィス内で自然の風を再現する「ウィンドユニット」を開発した。
同商品は、ダイキン工業が開発した自然の風を再現する大型送風機「Wind Creator」を、オフィス向けソリューションを強みとするオカムラが展開する家具シリーズ「Lives(ライブス)」のシェルフに組み込んで新規開発した送風ユニット。軽井沢の自然の風の測定データをもとに、オフィスの中で体全体を吹き抜ける“ゆらぎ”のある風を再現する。一定の強さ、リズムで吹く風よりも、快適に感じる風を生み出すことができ、換気効率の向上にも貢献するという。同商品の設置による効果シミュレーションでは、空気の滞留時間を示す空気齢が改善。特に、袋小路になっているエリアの空気の質の改善につながっているという。
point0(東京都千代田区)が運営する会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」での実証を経て、このほど商品化に至った。
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