千田工務店(岩手県北上市)は創立40周年を迎えた昨年から不動産事業に参入し、自社の不動産ポータルサイト「Sumube(すむべ)」による空き家・空き地情報の提供を始め、空き家対策(予防・利活用)など「地元を活気のあるまちにする」活動を強化している。並行して住宅新築事業は商圏を絞り、「一点集中で勝ち残る」戦略をとる。
地元の北上市内の空き家率が15%と全国平均(13.5%)を上回る現状を踏まえ、社長の千田忍さんは「お客様の住宅新築の8割が土地探しからだとすると、工務店にとって土地と建物の情報を提供するのは当然のこと。サイト運営で北上の情報はどこよりも早く詳しく紹介できるようになった。随時、住まいの困りごとの窓口を設け、話を聞いてあげるだけでも解決の糸口が見つかる」と語る。
不動産事業の参入にあわせて・・・
⇒ この記事は定期購読者限定の記事です。続きは、最新号『新建ハウジング紙面 11月20日号 15面』に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。