クラッソーネ(名古屋市)と特定非営利活動法人空き家コンシェルジュ(奈良県橿原市)はこのほど、奈良県内を中心とする空き家所有者に対し、空き家解体をサポートし、豊かなまちづくりを実現することを目的に業務提携を開始したと発表した。
解体工事の一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営するクラッソーネと、奈良県を中心に行政・地域・専門家・専門団体・地域団体等と連携して空き家総合相談窓口事業を行う空き家コンシェルジュは、それぞれ空き家問題解決への取り組みの強化を図っており、今回の業務提携を実施。空き家解体の概算を知りたい相談者には、クラッソーネが運営する「解体費用シミュレーター」を活用してサポートを行うほか、解体希望者には全国約1500社の解体工事会社から条件に合う複数の専門工事会社の見積もりを取得できる「クラッソーネ」を紹介。空き家所有者の相談から解体希望者のマッチングまでを、一気通貫でサポートできる体制をつくるという。
両者は同提携を通じて、空き家所有者に選択肢のひとつである空き家解体の検討や意思決定の円滑化をサポートするとともに、自治体の課題となっている老朽空き家問題に貢献することで、豊かなまちづくりに寄与するとしている。
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