アキュラホーム(東京都新宿区)は、冬の節電の具体的なアイデアを住まい手から募集する「アキュラ節電の匠コンテスト冬」の結果を公表した。2011年8月に第1回を実施、今年1月に開催した今回は2回目。応募者は601人だった。
コンテストは、昨年と今年2月の電気使用量を比較して削減率の高かった上位3人を表彰する「電力削減部門」と、普段から節電・省エネに取り組んでいる人10人を表彰する「節電・省エネ匠部門」の2部門から構成される。
まず「電力削減部門」の結果をみると、1位は削減率84%(636→97kwh)、2位は79%(294→61kwh)、3位は73%(172→46kwh)と大きな削減率を実現。特に1位の世帯では、約1万3000円/月もの電気料金を削減した。
応募者の平均削減率は21.9%で、総電力削減量は6万7910kwh。CO2 排出量に換算すると38.1トン削減できたことになり、これは239世帯が1カ月に使う電力量、1世帯が約20年間使う電力量に相当するという。
「節電・省エネ部門」では、家電の使い方の工夫が最も多く、暮らし方の工夫、料理の工夫と続いた。昨年実施した「アキュラ節電の匠コンテスト夏」の結果とあわせて、節電の工夫はコチラから確認できる。
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