建新(神奈川県横須賀市)は、同社が今年4月からトライアル導入している「週休3日制」について、2030年までに「完全週休3日制」への移行を目指すと発表した。当初偶数月に月1回、希望者13人でスタートした制度だったが、現在は40人以上が希望し社内に浸透しているという。
同社が進めている週休3日制は、社員にとって最も理想的な“労働時間を維持しつつ、給与水準も維持する”というモデル。土地の仕入れから造成・分譲、建設、販売とワンストップで事業を展開するなかで、どの職種の社員にもまんべんなくトライアルを実施している。
こういった制度の導入が、結果的に離職率の抑制や入社希望者の増加につながっていると同社。新卒応募者については、昨年比の9倍に増加したという。
同社は一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)が主催する「ホワイト企業認定」において、GOLDランクを取得している。
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