旭化成ホームズ(東京都千代田区)は11月19日、米国アリゾナ州で30年以上にわたり配管工事業を行っているBrewer社と関連会社4社を、米国子会社を通じて買収したと発表した。
同社はヘーベルハウスなど国内既存事業の強化とともに、更なる成長に向けた新規事業の柱の1つとして海外事業を掲げ、2018年11月に米国で戸建て住宅の壁や屋根を製造・施工するErickson社を買収。2020年9月には住宅用電気設備・基礎工事・空調設備工事を行うAustin社を買収するなど、事業拡大を推進している。
今回の買収について同社は「多くの実績がありErickson社、Austin社とともにシナジーを期待できる」とし、「高品質で短工期な製造・施工現場を実現できる」と判断したという。また、「本件による連結業績への影響は軽微」だとしている。
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