北洲(宮城県富谷市)はこのほど、東北電力ソーラーeチャージ(宮城県仙台市)が提供する「あおぞらチャージサービス」に最適化したスマートエナジーハウス仕様の提案を栃木県・埼玉県で開始した。
同社と東北電力ソーラーeチャージは、今年7月から岩手・宮城・福島エリアで「あおぞらチャージサービス」およびスマートエナジーハウス仕様を展開。今回、関東エリアで「あおぞらチャージサービス」の販売を開始したことから、関東の同社施工エリアにてスマートエナジーハウス仕様を提供する。12月31日までモニターハウスキャンペーンを展開し、提案を強化していくという。
「あおぞらチャージサービス」は、初期費用をかけずに、月額のサービス料金のみで太陽光発電・蓄電システムを利用できるサービス。同社の新築住宅に太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせることで、日中に発電した電気のうち昼間使わなかった分を貯めて夜間に消費できるため、エコな電気を最大限に活用可能だとしている。
また、発電した電気をできるだけ自家消費するため、AIと連携し、天気予報と連動しながら日中に給湯器の湯沸かしを行うこともできる。停電時にはLDKへ電気を供給することで、冷蔵庫やテレビが使用可能。EV充電が可能な予備配管も設置する。
同社は、顧客が長く安心して暮らせる家づくりの実現を目指す中で、災害時の安全安心の確保や環境負荷の低減、将来の家計不安の軽減を実現できる「あおぞらチャージサービス」による創蓄連携をより一層推進していくとしている。
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