厚生労働省は11月12日、本年度の高校卒業予定で就職を希望する生徒の、9月末現在の求人・求職・就職内定状況をまとめ公表した(昨年度の調査はコロナ禍で就職選考や内定時期に変更があったため10月末に実施 ※グラフ注3)。
求人数は36万8520人(前年10月比0.3%減)で、対する求職者数は13万8328人(同9.2%減)、求人倍率2.66倍(前年10月差0.23ポイントの上昇)だった。9月末現在の就職内定率は62.0%(前年10月差2.2ポイントの低下)。内定者数は8万5724人(前年10月比12.4%減)となっている。
産業別の求人状況を見ると、建設業は7万1770人で前年10月から1241人増加(1.8%増)した。なお、昨年度の建設業の就職状況(本年3月に卒業した高校生)は、7万3027人の求人に対して、就職者は1万3761人に止まっている。
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